お部屋探しの知識
賃貸住宅に欲しい設備ランキング~ファミリー編~2024年2月版
2024.02.22
最近ではテレビや映画でもよく目にするシェアハウス。シェアハウスに興味はあるけれども、他人と共同生活を送れるのか、物件はどうやって探せばいいのかなど、入居までに高いハードルを感じる人も多いのではないでしょうか。一見難しそうに見えるシェアハウスですが、実はちょっとしたコツで楽しいシェアハウス生活を送ることができます。
今回はシェアハウスの特徴から、実際に生活する上で大切なポイントまで、一気にご紹介します。シェアハウスに興味のある方は、ぜひご一読ください。
シェアハウスへの入居を検討する際に重要なのが「探し方」、「手続き」、「費用」です。一般的な賃貸物件とは異なるため、事前に確認しておく必要があります。
賃貸物件を探す際には、不動産屋に行ったり、不動産サイト内で検索することで比較的簡単に物件を見つけることができますよね。しかし、シェアハウス物件は名古屋エリアをはじめ、全国的に不動産サイト内の掲載件数が少なく、有名なSUUMOやHOMESにはあまり物件がありません。そのため、効率的に探すにはちょっとしたコツが必要です。
おすすめするのは、不動産サイトではなく Googleなどの検索エンジンに「シェアハウス+住みたい街」を入力して、直接検索をする方法です。自分の住みたいエリアにシェアハウスがあるのか検索してみましょう。シェアハウスのWebサイトは家主さん自身が運営していることが多いので、シェアハウスの雰囲気やアメニティ、賃料などが詳しく記載されていることが多く大手サイトに比べて便利です。
名古屋市内のシェアハウスをお探しであれば、こちらのサイトもおすすめです。
・シェアハウス名古屋
・SHARE HOUSE 180
・ひつじ不動産
また最近では、家ごとに独自のコンセプトが設定された「コンセプト型シェアハウス」が注目されています。音楽好きが集まるシェアハウスや猫がいるシェアハウス、バイクを駐車できるガレージ付きシェアハウスなど様々な物件が存在します。「シェアハウス+自分の趣味」で検索し、自分の興味のある物件を見つけてみてはいかがでしょうか。
その他にも、住む人の性別や年齢、職業で制限のあるシェアハウス物件もあります。どんなシェアハウスに住みたいのか想像できない場合は、異性がいた方が暮らしやすいのか、どの年代の人たちと関わりたいのかなど、自分が一緒に暮らしたい人の層を考えてみるのも1つの方法です。
手続きは一般的な賃貸物件とほぼ同じです。確認書類も少なく、賃貸物件に比べると初期費用も安く済むことがほとんどでしょう。ただし、管理会社によって初期費用の内訳が異なるので注意が必要です。
シェアハウスは貸主と直接やり取りをすることが多いため、仲介手数料はかからないところが多いですが、仲介手数料の代わりに事務手数料を請求されることもあります。
また、初期費用とともに保証金(デポジット)を支払う場合もあり、退去時に全額返金されるかは管理会社によって異なります。契約金がざっくりしていることがあるため、何にいくらかかるのか事前に確認が必要です。
シェアハウスに住みたい理由の1つとして、家賃などの費用を抑えたいということもあるのではないでしょうか。実際にシェアハウスは敷金・礼金がかからないことが多く、家具備え付け物件も豊富なので、初期費用を安く抑えることができます。
先ほどご紹介したコンセプト型シェアハウスを使えば、ジム付きのシェアハウスに住んでジムの年間費を節約するなど、趣味にかける費用を節約することも可能です。ハウスメイトと一つ屋根の下に住むことになるので、一緒に料理を作って食べるなど、食費も一般の賃貸に比べて安くなることが多く、嬉しいポイントです。
また、光熱費やインターネット代は毎月定額で支払うことが多く、冷暖房やインターネットは使い放題と考えて良いでしょう。ただし、使い放題の反面、一般的な賃貸物件に比べて共益費が高額なこともあるので気をつけましょう。
・一般の賃貸の共益費3,000円~8,000円
・シェアハウスの共益費:10,000円~20,000円(ネットや光熱費含む)
せっかくシェアハウスに住むなら、ハウスメイトと仲良く楽しく過ごしたいですよね。今回は簡単にできるコツをご紹介します。
人に興味を持つというと難しいような気がしますが、挨拶をするなど簡単なことで構いません。「おはよう」、「おかえり」、「いってらっしゃい」など、一人暮らしでは交わすことのない挨拶は言われるだけで嬉しいものです。
また、他人と生活をしていると価値観の違いを感じることもありますが、その違いを楽しむと良いでしょう。ハウスメイトが見ているテレビ、食べているもの、着ている服など、自分一人の生活では知ることのなかったものをハウスメイトから学べます。「何を食べてるの?」、「その服いいね!」という、ちょっとした一言から会話が始まり、仲良くなるきっかけになるでしょう。
ハウスメイトと一緒にいる時間が多ければ多いほど仲良くなれる機会も増えます。定期的に家でパーティーを開催したり、みんなで集まれるイベントを作ると良いでしょう。シェアハウスでは、誕生日会やウェルカムパーティーなど、ハウスメイトの数だけイベントを開催するチャンスがあります。
また、クリスマスやハロウィンなど季節ごとに盛り上がれるタイミングもあります。イベントを上手く活用して、ハウスメイトとの距離を縮めていきましょう。
何かとトラブルが起きがちなイメージのあるシェアハウス。しかし一人ひとりのちょっとした配慮で、快適に暮らすことができます。
一人暮らしをしている時は、好きな時に友人や恋人を連れてくることができますが、シェアハウスではハウスメイトへの配慮が必要です。家に人を連れてきてもいいのか、宿泊は可能なのか、しっかりとシェアハウスルールを確認しましょう。
自分自身は次の日が休みかもしれませんが、他のハウスメイトにとっては大事な会議や試験の前日かもしれません。ハウスメイト全員が土日休みとも限らず、みんなが様々なライフスタイルを送っているのを意識して、相手の立場に立って物事を考えることが重要です。
また、シェアハウスでは人との距離が近くなるので、音に敏感になりがちです。電話の話し声やドアの開け閉め、シャワーの音など、時間帯を考えて行動することも大切です。
複数人で暮らしているとトラブルになりがちなのが掃除です。当番制にするなどルールを作って、全員で掃除をすることをおすすめします。
できるだけリビングなどの共用部分には私物は置かないようにし、みんなが快適に過ごせる空間を作ることが大切です。特に炊飯器や鍋など個数がないものは使ったらすぐに洗い、次に使う人のことを考えましょう。掃除同様、ゴミ出しも協力して行うべきです。
ただし、仕事などの関係で朝の時間にゴミ出しできない場合もあるでしょう。そんな時はゴミ出しができない代わりに、ゴミ袋を買ってきたり、掃除当番を多めにやるなど、代替案を考えると良いでしょう。できないことがあったらそのまま任せるのではなく、他に自分が何ができるのかを考え、みんなで協力して生活していくことが大切です。
シェアハウス生活は、ちょっとしたコツで楽しく過ごすことができます。同じ趣味の仲間を見つけたり、節約することができたり、シェアハウスにはたくさんの魅力がつまっています。ぜひ今回のポイントを参考にして、シェアハウスを検討してみてはいかがでしょうか。
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