マチのコラム
2021.02.03
こんにちは!
Webライターの鈴木誠也です。今日は元バーテンダーの僕が本当に美味しい一人飲みについて語りたいと思います。僕自身30代を迎え、趣味も仕事も「今が1番充実しているな」と思う一方で、周りの友達は結婚していって少し寂しさを感じることもあります。焦りがないかと聞かれると、正直焦っていないわけではないのですが。。
僕は思うのです。自分の生活が充実していないのに、2人の生活が充実するのだろうか?と。僕は大きな声で「NO」と言いたい!というわけで、僕の趣味の中で1番ハマっている“家飲み”についてお話したいと思います!
ほぼ毎日、家でお酒を作っている僕ですが、周りからよく聞かれる質問第一位が
「家で一人飲みって寂しくないんですか?」
えーそうですね、正直本当に寂しさを感じることはないんですよね。僕にとって一人飲みは自分だけの時間をどう使うか。なんですよ。好きな映画見ながらでもいいですし、漫画を読み返したりSNSやりながらでも何でも良いんです。お酒が良い意味で余計な真面目さを取っ払ってくれるので色んなものを素直に受け取れるんです。
読んだことがあるはずの漫画でプッと吹き出して笑ったり、大好きな映画のインターステラー見ながら思いっきり泣いたり。誰を気にするでもなく自分の感情がストレートに表現できる唯一無二の自由時間です。上司との飲みニケーションは好きじゃないんですけど、自分自身との飲みニケーションはけっこう好きだったりします。
家飲みで大事なことって、いつもよりちょっと贅沢することが大事なんです。
コンビニに置いてあるビール?いやいや、それはチープすぎる。
お店では頼めないくらいの高級ワイン?それなら他の人と共有できたほうが楽しい。
普段より“ちょっとだけ贅沢する”これが最高の楽しみ方だと思ってます。
そのためには絶対押さえておきたいポイントが2つあって、
この2つなんです。
意外と知られてないんですがグラスの薄さって飲み心地にめちゃめちゃ影響するんですよ。お酒以外でも新しいグラスで買ってきたときに「あれ?なんかいつもと違うな…」と思ったことってないですか?それはきっと飲み口が変わったせいなんですよね。とは言えお店で使っているようなグラスってへっちゃらで何万円もするんで、僕はAmazonで「薄口 グラス」で検索した800円くらいのグラスを使っています。
もう一つは氷。当たり前なんですけど氷は溶けるので家庭用冷蔵庫で作った氷だと不純物が多くて一気に味が濁ります。これはコンビニでかち割り氷を買ってくれば簡単に解決するんですけど、実は自宅でも透明な氷を作ることができます。とりあえず家飲み1回目は買っちゃうのがおすすめですね。ドン・キホーテなら1キロ100円くらいで売ってますし。コンビニなら300円くらいですかね?せっかくの家飲みなのでコスパも意識したいですね。
あとはインテリアにも興味ある方なら本格的なアイテムを揃えてみるのも良いかもしれないですね。僕はバースプーン、シェイカー、バーマットで“っぽく”しています。
さて、せっかくなので1杯作ってみましょう!さっき氷とグラスにこだわっている話をしたんですけど、作り方にもちょっとしたコツがあります。ここさえ押さえてしまえば“Bar JITAKU”の開店準備は完了です。
今日は僕の大好きなお酒、ハイボール(ウイスキー+ソーダ)作ってみます。
シェイク(シャカシャカする)ような特別な技術はいらないし、ふと飲みたくなったときに飲めるお酒です。シンプルだけど奥が深いので家飲みにはかなりおすすめです。
僕が作るときにこだわるポイントは「注ぎ方」「混ぜ方」の2つだけです。
【注ぎ方】
ソーダを注ぐときに氷に当ててしまうと炭酸が飛んで腑抜けた味になってしまうので、氷の隙間を狙って注ぐことがポイントです。コンビニのかち割り氷だと隙間狙いが難しいので、バースプーンやマドラーを添えて、グラスの縁を沿うように注ぐと簡単です。
【混ぜ方】
ポイントは「混ぜすぎない」ことです。特に今回はウイスキーベースで、水よりも比重が軽いので少し触れてあげれば自然に調和していきます。混ぜすぎると炭酸も抜けやすいし、氷が溶けやすいですからね。ウイスキー以外のお酒は基本的に比重が水より重いのでしっかり混ぜます。
こんな感じでけっこう簡単に家でも本格的なお酒を楽しむことができるんですよね。
<今回使ったもの>
合計 3,458円
メジャーカップは無くても計量カップで代用OKで、バースプーンもマドラーや最悪お箸とかでOKです。(割り箸は炭酸が抜けるのでNG)
僕もそうだったんですが、こだわって作ったお酒って「しっかり味わわなきゃ!」って思うんですよね。でも今は全く逆で雰囲気を楽しむことが大事だと思ってます。「あーなんかいつもより贅沢な時間の使い方してるなー、美味しい気がするなー。」くらいがちょうどいいです。プロじゃないですからね、あくまで自分が楽しむのが大事です。
なので、“何をしながらお酒を飲むか”もけっこう大事なんですよね。せっかくなのでかつてのバーテンダー仲間やお酒好きなお客さんに普段何をしながら家飲みをしているか聞いてみました。
【エンタメ系】
【学習系】
【料理系】
【景色・自然系】
【オンライン系】
【ひたすら系】
十人十色な飲み方ですね。ひたすら飲むのはあまり体に良くないので控えてほしいですが…笑それ以外は気分にチャレンジしても良いかもしれないですね。新しい趣味のきっかけになるかもしれません。
個人的には夜風当たりながら飲むの良さそうだなーと思いますね。季節を感じながら飲むのもオツな感じがします。
今日は家飲みについて語らせてもらいました。お酒の世界は奥が深いですが、今日みたいに“ちょっと試してみる”くらいで楽しむのがなんだかんだ充実できると思っています。少しだけ興味を持って、知って、自分で楽しんで、他の人とシェアしてみて。で、もっと自分の時間が楽しくなったり。そんなまったりした感覚が良いのです。バリバリでもなくダラダラでもなくゆっくり何かをしてみるって良いものです。今回はそれがお酒っていう話でした。
ちょっと余談ですが、お酒をちょっと知っておくとバーに行きやすいので色んな人と出会う可能性が広がるのもお酒の強みかもしれませんね。僕も転勤してきたときはそうやって友達が増えていきました。ではまた次回のお話でお会いしましょう!バイバイ!
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