押さえておきたい5つの家賃交渉術!値下げしてもらえるのはこんな人。

2019.01.21

「家計に余裕が出るように、少しでも家賃を安くしたい!」と思いませんか?借りる側としては毎月かかる家賃をできるだけ抑えて、趣味や貯金などにお金をまわしたいですよね。しかし、家賃交渉の前にそもそも家賃は下げてもらえるものなのか?交渉して大家さんと気まずくならないか?など気になるところは沢山あると思います。そこで今回は、賃貸物件の仕組みを理解して上手に交渉できるポイントをご紹介したいと思います。

■家賃交渉は可能。大家さんの気持ちを考えることがカギ!


大家さんも不動産屋さんも、家賃交渉されることは日常茶飯事です。交渉をしたからといって、その物件を借りられなくなると言うことはないので安心してくださいね。

しかし、「値下げして当たり前!」というような高圧的な態度で交渉すると、「この人は入居後に何かトラブルを起こしそう・・・。」と思われ入居自体困難になってしまうので注意が必要です。「この物件が気に入ったけど、少し予算オーバーなので下げてもらえないでしょうか?」というように、下げてもらいたい理由を説明した上で「お願いする」という気持ちを持って交渉しましょう。

大家さんも、入居者が快適に過ごせるよう維持管理にコストを掛けています。そのことを踏まえた上で、貸す側の気持ちも考えて交渉すると成功率が上がるでしょう。

■賃貸物件の家賃値下げ交渉のポイント5つ!


それでは、大家さんも納得してくれる家賃値下げ交渉のポイントを5つお伝えしたいと思います。不動産会社の担当さんと協力して、少しでもお得に入居できるよう頑張りましょう!

①物件の閑散期を狙う

家賃の値下げ交渉で狙い目の時期は、「7~8月」と「10月~11月」です。この頃は入居希望者も少なく、少し値下げをしてでも誰かに入居してもらった方が大家さんにとって利益になるため交渉しやすいのです。

逆に一番不向きなのが、新生活シーズンの1月~4月。家賃を下げなくても入居してくれる人が沢山いるため、値下げ交渉は難しいでしょう。特に名古屋は転勤で引っ越しをされる方がとても多く、転勤の方に人気の物件はほぼ交渉は不可能です。逆にこのシーズンでも転勤の方向けでない物件は交渉の余地があります。


【Aさんの失敗例】

新生活準備を始める3月上旬。Aさんは築年数の浅い物件にいくつか目を付けたが、どれも1万円ほど予算オーバー。どうしても新しくてきれいな物件に住みたいがために交渉を続けていたら、他の人に契約されてしまい会社近くの築浅物件は全て埋まってしまった。

【不動産会社からのアドバイス】
今回Aさんが失敗してしまった要因は大きく2つです。1つ目はシーズン、2つ目は交渉金額です。上のトピックにも書かれていますが、1月~4月に家賃交渉を成功させることは基本的に難しいです。中でも3月上旬はピークですから、今回の交渉はハッキリ言って相手にされません。また1万円以上の値下げ交渉はほぼ100%成功しません。交渉限度は5,000円くらいまでが限度と言えるでしょう。


②物件の相場を知って“納得感”のある交渉をしよう!

いきなり「5万円の物件の家賃を1万円下げて欲しい!」と交渉しても上手くいく確率は0%です。交渉の成功率を上げるには、「この物件の○○が気に入ったけど、同じ条件の他物件と比べて△△だから家賃を下げて欲しい」など、住みたい理由と同じエリアの相場を把握することが大切です。

相場を逸脱した交渉は成功しませんので、周りの物件がどれくらいの家賃なのかを知っておくことは、とても大切です。また、大家さんはずっと空室のままになっていることがとても嫌です。そのため空室期間が長い物件は家賃交渉が成功しやすいので、空室期間も要チェックです。どのくらいの値下げが妥当なのか不安な場合は、不動産会社の担当さんに聞き、適正な金額を相談して決めましょう。

「下がったらココの物件に決める」と意思をハッキリ伝えることで、担当さんも協力してくれるでしょう。


【Aさんの失敗例】

最寄駅まで徒歩5分、リフォーム済みの家賃8万円の物件に目をつけたAさん。周りの物件の相場を知らなかったのでそこに決めてしまいましたが、周辺には同じ条件でもっと家賃のお得な物件が沢山ありました。相場を把握しておけば、値下げ交渉がスムーズに進んでお得に借りられたかもしれません。

【不動産会社からのアドバイス】

これはインターネットが発達した現在では見かけなくなった事例ですが、今でもありえない話ではありません。インターネットで調べることは可能ですが、道を挟んだだけで家賃が変わったり、同じ最寄駅でも“区”が違って家賃が変わることもあります。不動産会社の担当にどんどん相談したほうが良いです。冒頭にも書いてあった通り、家賃交渉は日常茶飯事なので、遠慮なくご相談いただきたいですね。


③申込書をしっかりと書く

申し込みたい物件が決まると、申込書を書き審査をしてもらいます。このときの申込書は丁寧に、項目はできるだけ全て埋めるようにしましょう。入居の審査をするのは大家さん。顔を合わせることは無いので、申込書から「信用できる人か?」「きちんと家賃を払ってくれそうか?」ということを判断します。

例えると、申込書は就活のエントリーシートのようなもの。適当に書いてしまうと、値下げ交渉どころか入居も断られてしまう可能性があります。そのため、自分の信用をアピールできるようしっかりと書きましょう。

④初期費用のほうが交渉しやすい場合もある

相場が他の物件と変わらなかったり、不人気要素はあるが家賃がギリギリまで下げられている場合は家賃交渉が難しくなってきます。その場合は、敷金礼金などの初期費用の値下げを交渉してみましょう。

例としては、家賃8万年の物件の礼金を1ヶ月分交渉できたとします。2年間住むと仮定すると、1ヶ月約3000円節約できたと同じになるのです。また、フリーレントで1ヶ月無料となった場合も同じようになります。

そのため、家賃交渉が難しければ初期費用を交渉できないか、担当さんに相談してみましょう。


【Aさんの場合】

Aさんは家賃交渉をしましたが、人気物件のため値下げはして貰えませんでした。しかしAさんは敷金礼金などの初期費用を値下げして貰える可能性があることを知らず、そのまま契約してしまったのです。初期費用の交渉ができることを知っていれば、お得に契約することができたかもしれません。

【不動産会社からのアドバイス】

下げてもらえたかどうかは今となっては分かりませんが、交渉の余地はあったかもしれません。あくまでも傾向ですが、初期費用は家賃に比べると交渉のハードルが低いのです。大家さんは借金をして賃貸物件を建てますから、当然毎月返済をしなければなりません。そのため大家さんからすると月額家賃にはシビアにならざるを得ないのです。逆に初期費用は、値引きをしてもそのまま1ヶ月空室よりは大家さんにとってもメリットがあります。


⑤家賃発生日を考慮する

家賃発生日とは、入居し家賃を払い始める日のことです。大家さんは出来るだけ早く入居してもらって家賃を受け取りたいと思っています。
申し込みから入居までなるべく間が空かないようにしましょう。入居までの平均日数は2~3週間程度です。そのため、入居日の40日前くらいから部屋探しを始めて家賃発生日を遅らせないようにすることが、交渉のコツと言えるでしょう。


【Aさんの場合】

Aさんは早々に内定を取ることができました。良い物件が残っているうちに部屋探しをしようと1月に不動産会社に行き、希望通りの良い部屋を見つけることができました。しかし引っ越し予定は3月下旬。今申し込みしても入居まで3ヶ月あるので、値下げ交渉には応じて貰えませんでした。

【不動産会社からのアドバイス】

恐らく上記のような内容ですと、申込み自体も受け付けてもらえなかったと思われます。基本的に申込みをしてから契約を開始するまでは1ヶ月以内が目安です。ですから、逆に言えば“すぐに住める”ということは交渉の材料になりますので、ご自身の住み始めるタイミングを鑑みて交渉すると成功しやすいです。今回の事例の場合、家賃交渉は難しいですが、物件によっては新入学の大学生の方や、新社会人の方に向けたものもあります。そういった物件の場合はもともと家賃がお値打ちに設定されていたり、家具家電が付いていたり、長期のフリーレントがあったり、既に優遇されていることが多いです。交渉はあくまでも“お値打ちに住むための手段”ですから、交渉にこだわりすぎず、そのような物件を探すこともおすすめです。

■入居後気持ちよく住めるよう、常識の範囲内で家賃交渉をしよう!


入居後に接点が多いのは管理会社です。大家さんは直接関わらないことが多いですが、物件の更新や設備の故障の際の手続きなど間接的に接点を持つこともあります。

直接交流があることは稀ですが、住んだ後のことを考えて無理のある交渉をしないようにしましょう。

■まとめ

交渉のコツをまとめると、「Win-Winの関係を作れるかどうか」がいちばんのカギです。自分だけ得をするために無茶な交渉をすると成功率は著しく下がってしまいます。

▼気をつけるポイントは2つ。

  • 家主さんのことも考えてあげる
  • 自分が良い入居者であることをアピールする

この2つに気をつけていれば、交渉が成功する可能性はグッと高まります。大家さんも不動産会社も値下げ交渉されることには慣れていますので、失礼だと思わずどんどん聞いて見ましょう。
家賃がダメだったら初期費用を・・・など交渉の余地は沢山ありますので、どんどん交渉してみましょう!ぜひお得に部屋を借りて、浮いたお金で充実した生活を送ってください。


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