お部屋探しの知識
賃貸住宅に欲しい設備ランキング~ファミリー編~2024年2月版
2024.02.22
一人暮らしを始めるきっかけで、節約のために自炊を始めようという方も多いと思います。しかし、今まで料理をしてこなかったり、忙しい生活の中で自炊ができるのか不安…と感じられる方も少なくありません。
一見難しそうに見える自炊ですが、ポイントを押さえれば実はそんなに難しくありません。
そこで今回は、料理初心者が知っておきたい自炊の基本と、自炊に役立つ小ワザをご紹介します。
まず自炊をするために必要なものは、環境づくりです。「自炊」を生活のサイクルに入れてあげることがとっても大切なのです。
1回だけの調理なら必要ありませんが、節約のための自炊なら、続けることが何よりも大事です。そのためには自炊が嫌にならないように、サボれるところはサボったほうが良いです。始めから一生懸命やりすぎると続きません。
サラダだけコンビニで買う。とか、スーパーで買ったお惣菜にひと手間加える。これだけでも立派な自炊です。1から10まで全部を自炊しなくても、できる範囲から始めると、だんだん慣れてきてレパートリーが増えていきますよ。
さて、それでは具体的に一人暮らしに必要なアイテムを見ていきましょう。まずは調理器具を揃えます。一人暮らしのキッチンは狭いことが多いので、調理用具は必要最低限を準備しましょう。
調理用具を一式揃えるための予算は大体30,000円~40,000円ほどです。1番高いものは炊飯器で15,000円~ですが、お鍋で炊けばその分を減らすことができます。多分みなさんが思ってる以上に簡単なので、後ほどご紹介します。
①炊飯器、しゃもじ
炊飯器は、一人暮らし用の小さいサイズも売られていますが、通常の家庭用(4〜5合)の炊飯器をおすすめします。毎日炊飯をしていると炊飯に時間がとられたり、洗い物が増えてしまうので、休日にまとまった量を一気に炊飯できる家庭用が便利です。
炊飯器:15,000円~50,000円くらい
しゃもじ:100均でOK
炊飯器は揃える調理用具の中でもっとも高額です。
ご飯は鍋でも簡単に炊くことができますので、興味のある方はやってみてください。電気炊飯器よりも美味しく炊けますし、調理用具の予算を抑えることもできます。
(※1)
少し固めに炊きあがるので、柔らかめが好きな人は190~200ccで計算してください。
(※2)
③~④の工程のときに蓋は絶対に開けないでください。
(※3)
蒸らす前に強火で10秒ほど加熱するとおこげを作るができます。
この手順はレシピサイトを参考に筆者が実践して、水の量や火加減調節が簡単になるように手直ししたものです。元々のレシピを知りたい方は下記をご参照ください。
【参考にしたサイト】
白ごはん.com|鍋炊きご飯の炊き方/レシピ
②包丁、まな板、ピーラー、スライサー
まな板は様々な素材が売られていますが、薄いプラスチック製のものをおすすめします。木製のまな板よりも早く乾き、場所を取りません。
自炊初心者には包丁に加えて、ピーラーやスライサーがあると便利です。りんごの皮剥きなど、包丁に慣れていない人でも簡単に皮を剥くことができます。
またスライサーがあると野菜のカットがとても簡単になります。包丁に慣れないうちは怪我の心配もあるので、スライサーを使うと安心で便利です。
セラミックタイプのものは切れ味が落ちにくくておすすめです。
③フライパン、片手鍋
フライパン・鍋類は最も場所を取るので、一つずつ用意をすれば十分でしょう。フライパンは焦げ付きにくいテフロン加工で、22〜26センチが使いやすく、鍋は味噌汁から煮込み料理まで使える18〜20センチがおすすめです。
余裕があればそれぞれに合った鍋蓋を用意し、ない場合にはアルミホイルを覆うことで鍋蓋代わりになります。
出典:Amazon パール金属フライパン鍋セット(IH対応) 4,048円
④その他用品と便利グッズ
その他には、計量カップ、計量スプーン、菜箸、おたま、フライ返し、ざる、シリコンスチーマーなどを揃えて置きましょう。菜箸はトング、フライ返しはシリコンヘラでも代用できます。また便利グッズのシリコンスチーマーがあると時短料理が簡単にできるのでおすすめです。
計量カップ、計量スプーンは必須です。料理のデキは分量で決まりますので、慣れないうちはしっかりと計ることが大切です。
シリコンスチーマー以外は100均で買い揃えられます。おしゃれで使いやすいものも多く、けっこう丈夫です。高い調理用具は使い勝手も良いですが、慣れてきてから使用頻度の高い順に購入することをおすすめします。
味付けを決める大切な調味料ですが、種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。今回は自炊初心者が用意しておきたい調味料をご紹介します。
また、調味料を買う際は100円ショップがおすすめです。100円ショップで売られている調味料はスーパーで買うよりもサイズが小さく、一人暮らしには丁度良いサイズです。大容量パックは一見お買い得に見えますが、一人では使い切れずに捨ててしまったり、長期間放置している間に風味が落ちることがあります。
近くに100円ショップがない場合は、スーパーに小さいサイズが売っていないか見てみましょう。
①基本調味料のさしすせそ+酒、みりん、油
基本調味料のさしすせそ(砂糖・塩・酢・醤油・味噌)に加えて、和食に欠かせない酒(料理酒)・みりん、使用頻度の高いサラダ油やごま油は必ず準備しておきましょう。
ただ、筆者の個人的な話ですが、酢と味噌はなくてもそんなに困りません。他と比べて圧倒的に使用頻度が少なかったです。
酢が必要なレシピはあまり多くないですし、お味噌汁はAmazonでインスタントのものを買いだめして、具材を少し加えてアレンジしていました。意外と味噌汁は悪くなりやすいので、一食ずつ作ったほうが経済的でした。
出典:Amazon マルコメ 新即席生みそ汁お徳用 21食 197円
②マヨネーズ、ケチャップ、ソース
食材にそのままかけても良いですし、調味料としても使えるので人暮らしの自炊には欠かせないアイテムです。
③鶏ガラスープの素、コンソメ
お湯にいれるだけで中華スープやコンソメスープを作ることができますし、炒めものに少し加えれば、中華料理や洋食の味を簡単に作ることができます。レパートリーが広がって自炊を楽しむことができます。
さて、調理器具と調味料が揃ったら、さっそく実践していきましょう。でも、仕事帰りなどの疲れた時に自炊をするのは大変ですよね。このトピックでは平日の忙しい時でも楽して簡単にできる自炊の小ワザをご紹介します。
毎日主食を用意して、さらにおかずを作るとなると時間もかかります。そんな時におすすめするのが白米の冷凍保存です。休みの日にお米を4〜5合一気に炊飯し、小分けにしてラップで包んだものを冷凍保存すると便利です。電子レンジで温めるだけで美味しく食べられます。
600Wで解凍するよりも300Wでじっくり加熱したほうが、炊きたてのようなご飯になっておすすめです。中心だけ冷たい ということも回避できます。
平日どうしても疲れて料理ができないという時は、お惣菜などのおかずのみを購入し、白米は保存したものを食べれば、毎回お弁当を買うより安く済みます。
可能であれば肉や野菜も小分けにして冷凍保存するのも良いでしょう。肉はファミリーパックや大容量パックで売られていることも多く、まとめ買いをして小分けに使っていくと節約になります。ミックスベジタブルもおすすめです。
水分が多い食材などは冷凍保存に向いていないこともあるため、事前に確認しましょう。
参考サイト:サルワカ|【野菜別】冷凍保存の方法を総まとめ!
食事で不足しがちな野菜は、皮を剥いたり切ったり、調理するハードルが高いですよね。そんな時はカット野菜を使用することをおすすめします。カレー用にカットされた状態で売られている野菜セット、洗わずに食べられるカット野菜、石づきがとれたしめじなど、カット野菜は種類も豊富です。
その他にもトマト缶を利用するなど、調理の工程を省ける商品がたくさん売られています。
まな板と包丁を使わずに済みますので、片付けも簡単になります。またインスタント麺や冷凍パスタなどの加工品を食べる場合も、カット野菜を入れて食べることで栄養の偏りを軽減できます。忙しくて疲れている時こそ、便利なアイテムを取り入れましょう。
シリコンスチーマーは電子レンジで蒸し料理を簡単に調理することができる便利アイテムです。大型スーパーやホームセンターなどで買うことができ、価格も1000円前後で手に入れることができます。
油を使わずにヘルシーな料理が手軽にでき、魚や肉、野菜など幅広い食材に使えます。疲れた日でも簡単に電子レンジのみで調理できるので、忙しい方にもぴったりの調理法です。
毎日の献立を楽しく考えるには写真共有アプリのインスタグラムがおすすめです。インスタグラムには料理写真が数多くアップされているので献立の参考になります。ハッシュタグの「#献立」、「#献立表」、「#献立記録」などを入力し、検索してみましょう。
毎日多くの写真が投稿されているので、作ってみたい料理が見つけられるはずです。通勤や通学のちょっとしたスキマ時間に検索してみてはいかがでしょうか。
自炊初心者におすすめなのが料理アプリ「クラシル」です。クラシルはレシピを動画で見ることができ、切り方や混ぜ方などの説明がしっかりとされているので料理が苦手な方でも安心。15分以内で作れる料理が多数掲載されているので、忙しい人でも短い時間で調理することができます。
また、余った食材を使いたい、用途別にレシピを検索したいという方には、日本最大の料理レシピサービスである「クックパッド」がおすすめです。使いたい材料から検索できたり、ダイエットや弁当などのテーマから検索でき、多くのレシピの中から自分に合ったレシピを簡単に見つけることができます。
自炊は便利なアイテムやアプリを使うことで、より簡単で楽にすることができます。できるだけ調理工程のハードルを下げ、自炊を続けやすくすることが大切です。ぜひ今回のポイントを参考に、自炊にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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