間取りの呼び方でよく聞く「LDK」を詳しく解説します。

2020.04.01

不動産の広告やネット上に掲載されるお部屋情報でよく見る間取りの、「1LDK」「2DK」などの表示。どういった部屋数で、どのようなお部屋の空間になるのかを示す定義となるため、言葉の理解が必要です。また、様々な間取りのお部屋が存在しますが、リビングやキッチン、その他の部屋の広さにより生活のしやすさが左右されます。ここでは様々な間取りのメリット・デメリットを含め、リアルな声を挙げています。住んでみたら手狭だった、住み心地が悪い、と感じることがないよう、自分の生活スタイルに合う間取りが何かを知るための参考にしてみてください。

間取りでよく聞くLDKって何?

不動産の広告やサイト上でよく見る、間取りの呼び方「L,D,K,(S)」。間取りの表し方には明確な基準があります。用語の意味などを知識として知っておくと物件探しの役に立ちますので、間取りの呼び方を知っておきましょう。

L=リビングルーム

居間とも呼ばれますが、家族団欒の場、お客様を迎える場所でもあります。家族の人数が多い場合、また独り身でも家に友達を呼んだりする事が日常に多い人は、広めのリビングがある部屋がおすすめです。

D=ダイニングルーム

食事をする場所です。ダイニングテーブルを置いて食事をする専用のスペースを作りたい場合には、ダイニングルームがあるお部屋を選ぶと良いでしょう。

K=キッチン

食事を作る場所、キッチンです。よくお料理をするような家族世帯の方や、料理をすることを趣味としている人にとっては、料理のしやすさを重視した広いキッチンがオススメです。

S=サービスルーム

採光や基準に満たない部屋のことを、「サービスルーム」と呼び、主に納戸や収納スペースとされる場合が多いです。通常は2SLDKや2LDK+Sと表示され、この場合2つの部屋とリビングダイニングキッチンとサービスルームで合わせて4部屋、というカウントになります。

【合わせて読みたい】
間取り図にある【S】て何?リノベ専門店が徹底解説します。

間取りの表し方は数字と英語との組み合わせとなります。数字は部屋数を示し、英語は上記で説明したキッチンやリビングなどの有無を示します。

例)2LDK

2つのお部屋と、リビングダイニングキッチンが1部屋あり、合計3部屋の間取りという意味になります。

 

よく疑問に出る間取りに関する質問集!

L,D,Kのそれぞれの意味合いをご説明させていただきましたが、実際にはどのように呼び分けられているのでしょうか?
実は間取りの表し方は、キッチンがあるお部屋の広さによって表示方法や呼び方が変わります。ここでは、お部屋探しの際によく見る表示の違いがいまいち分からない!といった疑問に具体的にお答えさせていただきます。

K、DK、LDKの違いは何?

お客様の中には、DKとLDKの違いが、実は良く分からないという人も多くいらっしゃいます。実はのポイントはとても簡単で、「リビングに適した広さがあるか否か」です。DKかLDKかのどちらで表示するのか、お部屋ごとに差が出ないように必要な広さが基準として定められています。

部屋数が1部屋の場合には、LDKと表示するためには8帖以上の部屋であること。4.5帖以上8帖未満の場合はDKの表示となります。

部屋数が2部屋の場合には、LDKと表示するためには10帖以上の部屋であること。
6帖以上10帖未満の場合はDKの表示となります。

 

K

DK

LDK

1部屋

~4.5帖

4.5~8帖

8帖~

2部屋~

~6帖

6~10帖

10帖~

上記のように基準として設けられてはいますが、LDKだから広い、DKだから狭いという表示だけで判断せず、しっかり内覧を行い、広さを確認することをおすすめします。

▼2部屋+キッチンのお部屋が8帖⇒2DK

 

▼1部屋+キッチンのお部屋が8帖⇒1LDK

同じ8帖でも、他のお部屋の数によって表示が変わるので注意が必要!!

 

ちょっと特殊な1R

1RのRはroomの略称ですが、先程ご紹介したKにもDKにもLDKにも当てはまらない特殊なパターンです。1Kと比べて広さもほとんど変わりませんが、具体的にどんな違いがあるのでしょうか。
違いは、「キッチンが独立しているかどうか」です。キッチンが独立せずにリビングと同じ空間にキッチンがある場合は1R。お部屋とキッチンが仕切られている場合は1Kです。キッチンが奥まったスペースに設置されていても、扉がなければ1Rのお部屋です。。1Rと1Kはどちらも一人暮らしの方に人気の間取りですが、お料理の匂いがベッドや服に付きにくいため1Kの方が少し家賃が高い傾向です。

間取りに関するリアルな本音を大公開!

自立して一人暮らしを始める人、二人暮らしを検討している人、新しい生活をスタートさせるべく、様々な間取りのお部屋探しを行っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、間取りに関するリアルな本音を公開しますので、お部屋探しの参考にしてみてくださいね。

二人暮らしに最低限必要な間取りは?

これから同棲しようと考えている人の場合、お部屋探しで悩む点は2人で暮らすのに十分な広さか否か、ではないでしょうか。2人暮らしで最低でも必要な広さはどの程度か、という質問に対して50平米程度は最低限必要だ、という回答が多いです。50平米以下では、パーソナルスペースが近く、喧嘩の原因になることもあるかもしれませんね。


「最低でも50平米程度は必要。それ以下だと窮屈に感じられる、収納も必要。」
 

食事の場と生活の場を区別するなら1LDKでも8畳以上が必要?

ご飯を食べる時と寝る場所を分けたいと考える人の場合、1LDKの物件を選ぶかもしれません。1LDKの物件でも広さは様々ですが、食事の場と生活の場を区別したいのであれば8畳以上のお部屋が望ましいようです。8畳以下のお部屋は1LDKであっても狭すぎるため、しっかりリビングとダイニングを区別することができないケースも多いようです。


「8畳だと狭い。最低でも8畳以上が必要。」
 

インテリアを楽しむならLDKを

自分の部屋に置く家具を好きなインテリアで揃え、心地よい空間にしたいと考える人もいるかもしれません。その場合には広めのLDKがおすすめです。引越しする前に、手持ちの雑貨や家具が新しいお部屋に収まるのか、事前にサイズを確認した方が良いでしょう。


「LDKの中でもリビングが広めの部屋が良い。狭くてお気に入りのソファが置けなかった…」
 

◆まとめ

間取りの表示だけでは、あなたにとって本当に暮らしやすいお部屋かどうかを判断することは難しいです。
全体の広さ(○○㎡)や、ひとつひとつのお部屋の広さ(○帖)をしっかりと確認することが大切です。また、必ず内見に行き、自分のイメージ通りの広さかどうかをチェックしましょう!
家具が入るかどうかを確認したい場合はIKEA Placeのアプリがおすすめです。お部屋をスキャンして、家具をバーチャルで配置することができます。選べる家具はIKEAのモノだけですが、サイズ確認にはめちゃくちゃ使えます。


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